夏みかん
子供の頃は独特の苦みが苦手だった「マーマレード」。
でも、数年前に伯母の手作りマーマレードを食べてから、いつの間にか大好物になってしまいました。
毎年3月になると静岡の祖母の家の庭では「夏みかん」が大量に実をつけます。
伯母にレシピを教えてもらい、昨年からは私も母親と一緒にマーマレード作りを始めました。今年もたくさん収穫した夏みかんをもらって早速マーマレード作り!
※一般的に夏みかんの旬の時期は4月下旬から6月下旬だそうです。
マーマレードの作り方
①夏みかんを洗う
洗っても取れない汚れや黒い点々は削り取る。ここで丁寧に削り取っておくと、出来上がりのマーマレードの色合いがキレイになる。
②皮を剥いて薄く切る
ざっくり4等分ぐらいに剥いた皮をスライサーで細かくする。白いワタは入っててOK。ただ、厚過ぎる場合は適当に削っておく。
③切った皮をゆがく
薄く切った皮をたっぷりの水で30分程ゆがく。
④ゆがいた皮を洗って絞る
ゆがいた皮をザルにいれ、冷水で洗って絞る。この作業を3回程繰り返す。
⑤実の薄皮を剥く
白い筋や種を取り除く。後で煮る時に実を崩すので、細かくなってしまっても問題なし。
⑥実と皮に砂糖を加える
実と皮の重さを量り、約60%のグラニュー糖を加える。実を潰しながら砂糖をよく絡ませる。
※この時点で砂糖をよく溶かしておかないと、煮る時に鍋底で砂糖が焦げて色が悪くなってしまうので要注意!
※砂糖の量の多さに若干ひるんでしまうが、美味しいマーマレードを長持ちさせる為には必要!
⑦強火で煮る
時々かきまぜながら、約30分、強火で煮る。段々水分がでてくるが、ドロッとなってきたら火を止める。
※全体的に量が少ない時は30分前に煮詰まってくるので、要注意!
※柔らか過ぎる位で火を止めないと、冷めた時に固くなってしまう。
⑧瓶の用意
目安:夏みかん1つでジャム瓶1つ。
瓶は蓋を取って、煮沸消毒。大きな鍋に瓶と蓋を入れ、全てが浸るまで水を入れて沸騰させる。沸騰したまま10分ほど放置。
※熱湯に瓶を入れると割れてしまうので、冷水の状態から入れておく。
⑨マーマレードを詰める
マーマレードが熱いうちに煮沸消毒した瓶に詰め、蓋をきっちり閉める。
⑩再度、熱湯へ
再び煮沸消毒した鍋にマーマレード瓶を入れて沸騰させる。お湯に浸からなくても、おたまで熱湯をかけながら約10分。
できあがり!
粗熱が取れたら冷蔵庫へ。これで美味しいマーマレードの出来上がり!
ちょっと柔らかめでも、冷めると若干固めになります。
とろとろジャムも美味しいので、ぜひトーストやヨーグルトにかけて食べてみて下さいね!