日本と言ったら「sushi」!!

日本と言ったら「寿司」!もちろん日本には寿司以外にも美味しい食べ物や美しい自然、歴史的な建造物や面白い観光スポット、そして独特の文化など、数え出したら切りがないほど魅力がある国です。

きっかけは何であろうと、外国人が日本に興味を持ってくれたり来日してくれたりすると、とっても嬉しい!!外国人の友達から来日の連絡が来ると、旅行プランを考えたり、ホテルの予約を取ったり、オススメのレストランを紹介したり、とにかくおもてなししたくて張り切ってしまいます。なんでそんなに嬉しいのか?その理由は2001年にまで遡ります。

2014.04 日光

イタリア留学時の悲しさと悔しさ

時は2001年9月。高校2年生だった私は(歳がバレますね、まっ、いいんだけどw)1年間日本の高校を休学して、約10ヵ月間の留学生活を始める為、イタリアに向けて出発しました。

イタリア北部のイタリア人家庭でホームステイ生活をしながら現地の高校に通い、イタリア語やイタリア文化にどっぷり浸かりながら過ごしてきました。人口16,000人程で、日本人はもちろん、アジア系では中国人家族が1組いるぐらいの小さな田舎町でした。

当時はまだ「日本ってどこにあるの?中国の一部?」「いつも着物着てるの?」と言った感じで、日本に関する情報や知識はそのレベル・・・。「日本は美味しい食べ物だっていっぱいあるし、ヨーロッパとは全然違う文化があるから、ぜひ日本に来てね!」と言っても「え~日本は高いし、遠いもんなぁ。それなら中国の方が陸続きだから良さそう。」といった反応ばかり。高校生ながらも正直傷つきました。。あ~日本に対する興味・関心ってそんなもんなんだ・・・って。

私が通っていた現地の高校では、先生が日本の文化を伝える時間を設けてくれたので、私は日本から両親が送ってくれたお煎餅を持って行ったり、折り紙を教えたりして、少しでも日本に興味を持ってもらえるよう、クラスメイトにプレゼンしました。でも、お煎餅を食べたら「まずくて吐き出した」と言われたり、餡子の説明をしたら、「えっ?甘く煮た豆?何それ、まずそう。。」と顔をしかめられたり、「刺身って、生の魚でしょ?美味しいの?」って冷めた目で見られたり。。

あ~どうすれば日本に興味を持ってくれるんだ~!!日本の良さを分かってもらいたい~!!と、日々感じつつ、せめて日本人の印象は良くしておかないと!と、いう想いを持ちながら、日本代表として!?生活を続けていました。

2014.04 桜

日本食レストラン!?

そんなこんなで数ヵ月が経過し、ホストファミリーが、日本料理店に行ってみる?と提案してくれました。正直、私はあまり行きたくなかったんですよね。イタリア留学中はイタリア生活に馴染んでいたかったし、そこのレストランが美味しいのかどうか心配だったから。私は全然乗り気ではなかったけれど、ホストファミリーが「そろそろ日本食が恋しいんじゃない?私達も日本食ってあまり食べたことがないから、行ってみましょうよ。で、それが本当に日本食として美味しいのかどうか教えてよ」と強く言われ、渋々行くことに。

そして当日。私の予想は見事に当たってしまいました。。ホストファミリーが調べてくれた日本食レストランに入った瞬間・・・ダメだこりゃ。見るからに内装は中国風。赤い中国式の提灯が飾ってあったり、中国語のBGMが流れていたり。店内に置いてある新聞も中国語。店の中央には回転寿司のような造りで、蓋の被さったお皿が回ってる・・・。

ホストファミリーは日本文化も中国文化も差が分からないだろうし、言語の区別もつかないから、すぐに伝えました。これは日本文化ではない。経営者だってスタッフだって皆、中国人。絶対日本食が出てくるとは思えないと。

そうは言っても、せっかく来たんだから食べずに帰るわけには行かず、いくつか回転している寿司らしきお皿を取りました。若干、干からびたような鮮度の悪い寿司も見受けられながら、口に運んだ寿司らしきモノは案の定、まずい。。うどんのような麺は、これまた伸びきっていて、まずい。。汁は出汁の味もしないし。。

こういう店出さないで欲しいですよね。いくら「日本食」っていうとオシャレで高級感があるように見えるからって、日本食も知らずにこういう店を出されると、それを知らないイタリア人のお客さんは日本食ってこんなもんか。って思ってしまう。それが本当に許せなかった。これは日本食ではないーーーーーー!!!って叫びたかった。

と、前置きが長くなりましたが、こんな経験があったからこそ、実際に日本に来て本当に美味しい日本食を食べて欲しかったし、日本の文化を感じてもらいたいって想いが強いんです。

今でこそ和食はクールでかっこいい。ヘルシーでオシャレ。そんなイメージが付いて、旬の食材を使っていたり、色鮮やか盛り付けにこだわったりする和食の影響を受けた海外の料理人も増えてきていますよね。

ついにイタリアから友達が来日!

留学時のホストファミリーや友達に「日本に来てね!」と言い続けてきましたが、2011年12月、初めてイタリアから友達が来日しました。私の留学当時、日本に全く興味を持ってなさそうな子達だったので、来日の話を聞いて意外でしたが、とっても嬉しかった!!漸くイタリアから友達がやってくる~♪って。それからは彼らの旅行の計画を立てたり、ホテルを予約したり、バスを予約したり、とにかく忙しかった。旅行会社としてビジネス始められるんじゃないかと思ったほどです(笑)

2014.04 築地市場 セリ

寿司への憧れ

イタリア人の友人達が行きたがっていた場所の一つが築地市場。築地で寿司を食べる!これは訪日外国人観光客には人気のイベントの一つ。初来日では築地でお寿司を食べ、そして私の実家に招待して、手作り「ちらし寿司」でおもてなし。

私の旅行企画ツアーに満足頂けたようで、彼らは日本をとても気に入ってくれて、その約2年後(2014年)の春に再来日。この時の目的は、桜のお花見と築地セリ。そんな訳で、この時は朝4時頃に築地市場へ行ってセリを見て、朝ごはんは築地でお寿司!そんなお寿司好きなイタリア人の友人は、日本滞在中にスーパーでもお寿司セットを買って朝ごはんに食べてたみたいです。

先月、この日本大好きなイタリア人カップルの結婚式に招待されて、イタリアに行ってきました。その時、留学時に一番仲の良かったヴァレンティーナにこれから行ってみたい国を聞いてみると、彼女の憧れの土地はニューヨークと東京。ブロードウェーやタイムズ・スクエアの様な華やかな雰囲気はやはり憧れるみたい。そして、異国の地、東京。東京では銀座・次郎の寿司が食べたい!って。ドキュメンタリーを見て、ぜひ次郎の寿司を食べてみたいと思ったとのこと。でも、何ヵ月も前から予約しなくちゃいけないし、かなり高級だよ。って現実的なコメントを伝えたら、早速次郎のHPを調べて、納得。あ、こりゃきついねって(笑)

そして10月上旬。上記の日本大好きなカップルとは別のイタリア人友達が新婚旅行で来日。「何か食べたいモノある?」って聞いたら、「美味しい寿司!」。これが大事な来日目的だそうです。築地にも行きたい!やっぱりそこも行きたいのね。さすが訪日外国人観光客にとっては人気の観光スポット。

午前中、観光客で賑わう築地を散策してから、東銀座で寿司ランチ。イタリアの日本食レストランでも寿司を食べてはいたみたいだけど、やはり本場の寿司には憧れていた様子。実際にお寿司を食べて、大満足してくれてました。豊富な寿司ネタにも興味をもっていましたよ。

一方、今年の7月から10月までの約3ヵ月間、私の実家にホームステイをしていたフランス人留学生のルカ。ヨーロッパの中でも特にフランスでは日本文化の人気が高いですが、ルカにとっても日本のアニメが日本を知るキッカケになったそうです。その後、日本の歌や新選組にも興味を持つようになったルカは、日本をもっと知りたいと思うようになって日本への留学を決意。

そんなルカもフランスで寿司を食べていたそうですが、「日本の寿司もフランスの寿司も同じ味。」とコメント。それを聞いた私の母は、いや、それは絶対違う!フランスでどんな寿司を食べたのか知らないけど、日本の回転寿司と比較しただけで、本当の日本の寿司を知らずに帰国させてはダメだ!と思い、ルカの誕生日は浅草のお寿司屋さん「久いち」でお祝いすることに。

お寿司で有名な「久兵衛」で17年間修業を積んでから独立したご主人に握ってもらったお寿司を満喫したルカ、「日本の寿司はフランスのとは全然違う。格別だ!」と感想を言ってくれて、ホッと一安心。ホストファミリーとして、良い経験をさせてあげられて良かったぁ。

鮨 久いち

各国の食文化

やっぱりどこの国に行っても有名な観光スポットを訪れたい気持ちももちろんあるけど、現地の名物や美味しい料理を堪能したい!と思うのは、万国共通の想いですよね。私だってイタリアに行ったら、美味しいピッツァやラザニア、ジェラートが食べたい!って思うし、訪問する地方毎のローカル・フードも食べたいもん。

和食は種類が豊富だから、外国人の友人が来日すると、あれもこれもと色々食べさせたくなっちゃうんですよね。あ~次は誰が来日してくれるかな☆