宮崎県の高千穂峡は美しい峡谷が有名な観光地。でも、せっかく来たんだから、高千穂エリアを満喫しなくちゃもったいない!

・槵觸神社
・棚田・あまてらす鉄道
・天岩戸神社・天安河原
・高千穂神楽
・国見ケ丘

神話の伝わる槵觸(くしふる)神社

槵觸神社は、天照大神(あまてらすおおみかみ)の孫である瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が降臨されたとして伝えられている地(天孫降臨の地)に創建された神社。緑に囲まれた静かな場所です。

宮崎 高千穂 槵觸神社 鳥居

美しい田園風景が広がる棚田&あまてらす鉄道

高千穂の中心地から天岩戸神社・天安河原に向かう途中にあるのが栃又棚田。岩戸川を挟んだ場所には尾戸の口棚田もあります。この地域は2015年に世界農業遺産に認定され、日本の棚田百選にも選ばれています。

遠くには新緑の美しい山々が連なり、目の前には棚田が広がり、日本特有の田園風景を眺めることができます。

宮崎 高千穂 栃又棚田

タイミングが良いと、高千穂鉄橋を渡る高千穂あまてらす鉄道(観光用グランド・スーパーカート)を見ることができるかもしれません。

宮崎 高千穂 あまてらす鉄道

グランド・スーパーカート

2005年の台風によって甚大な被害を受け、廃線になってしまった高千穂鉄道の線路を活用し、2007年から運行が開始されたのが観光用グランド・スーパーカート。始発の高千穂駅から高千穂鉄橋までの往復1.5キロのコースを走ります。

住所:高千穂町大字三田井1425-1
電話:0982-72-3216
料金:1,300円(高校生以上)
最大定員:30名
所要時間:30分
運行時間:10:00~16:00(40分おきに1日10本運行)
※土日祝日、季節や天候によって異なるので、詳細は公式HPで確認が必要。

日本神話にも描かれているエリア:天岩戸神社&天安河原

天岩戸(あまのいわと)神社

天岩戸神社は日本神話(古事記・日本書紀)に書かれている天岩戸神話の舞台になった場所。東本宮では天照大神をお祀りし、西本宮では天岩戸と呼ばれる洞窟を御神体としてお祀りしています。

宮崎 高千穂 天岩戸神社

天岩戸神社同様、天照大神をお祀りしている伊勢神宮に雰囲気が似ていますね。

天安河原(あまのやすかわら)

天岩戸神社の西本宮から岩戸川に沿って徒歩10分ほど。天照大神が天岩戸に隠れて暗黒の世界になってしまった際、困った八百万の神々が天安河原に集まって相談されたと伝えられる大洞窟。

宮崎 高千穂 天安河原

なんとこの大洞窟は幅40メートル、奥行きは30メートルもあります!美しい岩戸川沿いを散策すると急に大きな洞窟が現れるので、かなり驚きました。

宮崎 高千穂 天安河原

重要無形民俗文化財「高千穂の夜神楽」

「高千穂の夜神楽」は毎年11月中旬から翌年2月上旬にかけて、町内20の集落で夜通し奉納される伝統的な神事です。1978年には国の重要無形民俗文化財に指定されました。
里ごとに氏神様を神楽宿と呼ばれる民家や公民館にお招きし、33番の神楽を夕方から翌日の昼前まで夜通しかけて奉納されます。集落によって例祭日や舞う順番、題目が異なるので、それぞれの違いを楽しむことができますね。

夜神楽は天照大神が天岩戸にお隠れになった際、岩戸の前で天鈿女命(あめのうずめのみこと)が舞ったのが始まりと伝えられています。天照大神をはじめ、山の神様や五穀豊穣をもたらす水源の神様など、日本の神話や伝説に登場する神々が総出演します。

古くから高千穂地域で伝承され、秋の実りへの感謝と翌年の豊穣を祈願して行われています。

※「高千穂の夜神楽」は冬季限定ですが、「高千穂神楽」は毎晩行われているので、一年中楽しめます。

毎晩楽しめる「高千穂神楽」

高千穂神社境内の神楽殿で毎晩20:00から1時間、33番の神楽の中から代表的な4番「手力雄の舞」「鈿女の舞」「戸取の舞」「御神体の舞」を各集落の神楽の舞手が交代で披露します。

①手力雄の舞(たぢからおのまい)
天照大神が天岩戸の洞窟に隠れてしまった為、手力雄尊(たぢからおのみこと)が天岩戸を探し出す様子を表現している場面。

宮崎 高千穂 夜神楽1

②鈿女の舞(うずめのまい)
天岩戸の場所が判明したので、天照大神を洞窟から誘い出す為に、天鈿女尊(あまめうずめのみこと)が天岩戸の前でおもしろおかしく踊る場面。

宮崎 高千穂 夜神楽2

③戸取の舞(ととりのまい)
天岩戸の岩戸を持ち上げて開く、力強さが印象的な舞。渾身の力を込めている様子を表現する為、顔色が手力雄の舞の白から赤色に変わっている。

宮崎 高千穂 夜神楽3

④御神体の舞(ごしんたいのまい)
日本の国土や海など国造りを行った二神である伊邪那岐尊(いざなぎのみこと)と伊邪那美尊(いざなみのみこと)がお酒を造って夫婦円満を象徴している。途中でお互い浮気心を出して客席に遊びにくる場面が見所の一つでもある。

住所:高千穂神社境内の神楽殿
料金:700円(小学生まで無料)
受付開始時間:19:00から(神楽殿にて受付)
       ※当日受付のみ、メールや電話での事前予約不可
時間:毎日20:00~21:00
収容人数:約300人

雲海の名所「国見ケ丘」

「国見ケ丘」は神武天皇の孫である建磐龍命(たていわたつのみこと)が九州統治の際に立ち寄り、国の景色を眺めたと言われている伝説の丘です。

標高513メートルの国見ケ丘は雲海の名所としても有名で、秋から初冬の早朝、適度な湿気と快晴無風の冷え込んだ朝のみ霧が発生し、幻想的な光景を創り出します。

宮崎 高千穂 国見ケ丘

なんと、2011年には世界的に有名な旅行ガイドブック「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で一つ星を獲得した展望所でもあります。雲海以外でも、晴れた日には高千穂盆地を一望できるおすすめのスポットです。

宮崎 高千穂 国見ケ丘

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